エンデューロにオススメのバイクはヤマハYZ250Xやベータ(BETA)やハスクバーナなどです。
それぞれのバイクの特徴や価格などを紹介していきます。
ヤマハYZ250X
2ストロークエンジン搭載したエンデューロ・クロスカントリーレース専用車です。
元は競技専用車でしたが、エンデューロ走行を目的に、燃料室形状や圧縮比、排気タイミングが変更されています。
2023年にはマイナーチェンジし、後方ストレート吸気やフロントブレーキのピストン大径化が図られました。
2stならではの軽さで、乾燥重量は103kgととても軽いのが特徴です。
この軽さはエンデューロで大きな武器となります。転倒してしまってもすぐに引き起こせ、平地なら片手でも引き起こせるレベルです。
引き起こすのが楽ということは疲れづらくなります。長時間乗れるので上達もしやすくなるでしょう。
ナンバー取得、公道走行はできません。
ベータ RR2T250
ベータ(BETA)はイタリアのオフロードバイクを製造するトライアルバイクの世界で地位を確立しているバイクブランドです。
RR2T250は249ccの水冷2スト短気筒エンジンを搭載したエンデューロモデル。
スリムで軽量な車体が魅力です。2018年モデルからはキックレバーが廃され、セル始動のみとなっています。
扱いやすいエンジン特性と操縦がしやすい、バランスのよいバイクです。
走りづらい林道でも操縦のしやすさを活かしたレース運びが行えます。
保安部品が付属し公道行も可能ですが、基本的には競技専用です。
ハスクバーナTE150i
ハスクバーナはスウェーデン発のバイクブランドで、オフロードモデルが充実しています。現在はKTMのグループ会社として、エンジンなどKTMと一部パーツを共有している部分もあります。
TE150iは水冷単気筒の2ストロークエンジンを搭載したエンデューロモデルです。しなやかな乗り味で乗りやすく、回して乗ることを楽しめるでしょう。
始動はセルとキック併用。セルが使えるといざという時に体力を使わなくても済むのでありがたい装備です。また、バッテリーにトラブルが起きてもキックで始動できるので安心につながります。
150ccのバイクですが、シート高は高めで950mmあるので、小柄な方や女性だと足つき性に不安があるかもしれません。
ナンバー取得、公道走行はできません。
ハスクバーナ全般は新車だと高額ですが、中古買取額は案外低かったりします。
ヤマハYZ250Xのほうが買取価値は高くなる傾向にあるので、買取業者の自動査定をチェックしてみましょう。
参考リンク：バイク買取バイクワン
