
エンデューロの魅力は多岐にわたりますが、以下に代表的なものをいくつか紹介します。
フィジカルとテクニカルな要素が組み合わされた挑戦的なコース
エンデューロは、ダウンヒル、アップヒル、フラットなコースを含め、多様な地形をカバーする競技です。
競技者は、フィジカルな力量だけでなく、テクニカルなスキルや判断力も必要となります。
また、コース中に設置されたさまざまな要素(障害物、ドロップ、ジャンプなど)に対して正確なライン選択が求められます。
競技者は、それぞれの要素に対してどのようにアプローチするかを判断しながら、最速でゴールに向かいます。
大自然の中での競技
エンデューロは、一般的に山岳地帯や森林地帯で行われる競技です。自転車やバイクに乗り、大自然の中での競技を楽しむことができます。
時間制限があるため、競技者同士の交流が生まれやすい
エンデューロは、時間制限があり、一定時間内にコースを走り抜ける競技です。
日本各地で行われており、プロが走る全日本選手権から草レースまで幅広く開催されています。
参加者の能力に合わせたコース設定やルールの設定が自由にできる点が魅力です。
このため、競技者同士が同じ時間枠でコースを走り、コース内での待機時間や移動中の交流が生まれやすく、コミュニケーションがとりやすいという魅力があります。
また、競技者同士で情報を共有することで、テクニカルな部分でのアドバイスや助言を受けることもできます。
海外のレースだと、ヘルプが禁止されていない難セクションの場合、観客からのヘルプもよく見かける光景です。
参加のハードルの低さ
過酷なコースを周回すると聞くと、とてもハードルが高く感じるかもしれませんが、エンデューロは参加しやすい競技と考えます。
市販のトレールバイクでも参加可能で、セローやトリッカーなどに乗って入賞する人もいるほどです。
練習も公道可能な市販車であれば、自走で林道を練習することができます(私有地の山林に勝手に入るのはやめましょう)。
レースではマシントラブルも考え、トランポが推奨されますが、軽トラを借りれば安価ですみます。
予算をかけられない学生でも始めやすい競技といえるでしょう。
これらの要素から、エンデューロは、フィジカルとテクニカルな要素を兼ね備え、大自然の中での挑戦的な競技であり、競技者同士の交流も生まれやすいという魅力を持った競技と言えます。